パリオリンピックのスケボー(スケートボード)女子で吉沢恋選手が金メダルを獲得!
初出場でのメダル獲得に日本では祝福の声で溢れていますよね!
大会後の吉沢恋選手がインタビューで答えていた「スケボー選手は選手生命が短くて、平均年齢が低い」とコメント。
そのコメントに対して様々な声がありました。
そこで、今回はスケボーの選手生命が短い理由とパリオリンピックに出場した日本代表スケボー選手の平均年齢をまとめてみました。
年齢については、わかりやすいように満年齢で出しています。
スケボーの選手生命が短い理由
スケボーの選手生命(選手寿命)が短いと言われるのには3つの理由がありました。
理由①体重管理が難しいから
スケーボーは自身の体の軸(体幹)を安定させながら様々な技を披露する競技です。
自身の軸を常に安定させるためには、体重の増減は避けなければなりません。
体の軸が左右に振れないようにするためには、できるだけ体重は軽い方が有利ですよね。
これはスケボー選手に限らないことです。
近いスポーツで言うと「フィギュアスケート選手」。
フィギュア選手も若い選手が活躍してる!
フィギュアスケートは体重が軽ければ軽いほうが高くジャンプでき、回転数の速いスピンができます。
スケボーも同様に体重が必要以上に重くなってしまうと、ジャンプの高さが低くなってしまったりスピードが遅くなってしまいます。
年齢を重ねると体重の重さが自己管理しずらくなり、得点につながる技が決まらなくなってしまうということです。
理由②成長期は身長が伸びるから
スケボーは競技中にアップダウンが激しい競技です。
選手自身の目線もかなり速いスピードで変わりますよね。
身長の成長が著しい10代は、この競技中の目線の変化に柔軟になる必要がありそうです。
さすがに一晩で何十センチも身長が伸びることはありませんが、1センチ2センチ身長が変わるだけで目線の高さも変わるでしょう。
とくにスケボー選手のように1センチ1ミリ単位で技の精度を上げている場合は特にです!
今まで見ていた風景が違う角度になりそう・・・
このように身長が伸びる成長期は、選手を続けるかどうか悩む時期になるのかもしれませんね。
理由③柔軟性が低くなるから
スケボーは怪我が多い印象がありますよね。
擦り傷や打撲はもちろん、捻挫や膝・腰の痛みが生じることも。
特にスケボーはジャンプしながら体をねじったりすることが多く、腰まわりの柔軟性は必要になるでしょう。
みなさんも思い当たると思いますが、子供ってやたら体が柔らかくないですか?
もともと柔らかい体でも年齢が進むとどんどん硬くなるんですよね。
あれ?私だけ?
このように柔軟性が低くなると、怪我に悩まされる機会が多くなってしまうのでしょう。
パリオリンピック出場選手の平均年齢は?
パリオリンピックのスケボーに出場した日本代表選手の平均年齢をまとめました。
選手名:女子 | 年齢(満)/生年月日 |
吉沢恋 | 15歳:2009年9月22日 |
中山楓奈 | 19歳:2005年6月17日 |
赤間凛音 | 15歳:2009年1月8日 |
開心那 | 16歳:2008年8月26日 |
四十住さくら | 22歳:2002年3月15日 |
草木ひなの | 16歳:2008年4月4日 |
選手名:男子 | 年齢/生年月日 |
堀米雄斗 | 25歳:1999年1月7日 |
小野寺吟雲 | 14歳:2010年2月15日 |
白井空良 | 23歳:2001年11月3日 |
永原悠路 | 19歳:2005年6月10日 |
まとめ
今回はスケボーの選手生命が短いと言われる理由とパリオリンピックのスケートボード出場の日本代表選手の平均年齢をまとめました。
スケボー選手生命が短い理由には、「体重管理」「身長の伸び」「柔軟性」が関係していました。
今回のパリオリンピックスケボーの代表選手でも平均年齢が、女子は17歳、男子は20歳で男女合わせても18歳でした。
ほとんどの選手が10代という若さでオリンピックの出場を果たしています。
このあとのパリオリンピックのスケボーに大注目です!